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ちょこっと薬膳小話#6

こんにちは

omoや545スタッフmaiです

みなさま おげんきですか

さて、今日も

omoや545の 国際中医薬膳師、

航海士(ディレクター)仲田 早苗 の

「ちょこっと薬膳小話」

お送りします♪

小話の中では、

季節の薬膳弁当のメニューについて説明させていただいています。

本日の季節の薬膳弁当は『青』です

(毎週木曜 らんらん亭 様で購入いただけます。
 数日前にご予約いただければ店舗でもご用意いたします。)

家庭料理の参考にしてくだされば幸いです♡

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  • ちょこっと薬膳小話 ●

暦上では春とはいえ、

三寒四温で寒い日もありますが、いかがお過ごしでしょうか?

冬の間から、

「ちょこっと」ずつ春を迎えるにあたっての養生法をお伝えしてきましたが、

これからがまさに答え合わせの時期。

花粉症を持っている私としては、

今年どれくらい症状が出るかな、

冬の間の養生は足りていたかな、とドキドキしながら待つ頃です。

中医学の中には、

季節ごとに注意すべき要素があります。

春の五臓は「肝」、六腑は「胆」五官は「目」五感は「怒」、五味は「酸」、五色は「青」

大雑把に要約すると、

春は肝と胆という臓器が活発に動くので、

負担をかけすぎると目に症状が現れる。

イライラとして怒りやすくなる。

そのためには、酸味のあるもの青色のものを摂り入れると

肝胆の助けになるよ、となります。

薬膳弁当には、

冬の間から必ず酸味のあるもの、

漬物や酢の物柚子などの柑橘類等を取り入れてきました。

ただし、あまり過剰に酸味を取り入れすぎると

「肝が縮む」と言われ、

逆に動きを悪くしてしまうので、

日々の食卓に箸休め程度に取り入れて頂くと良いと思います。

ほうれん草小松菜など冬の葉野菜にはじまり、

ふきのとうぜんまいつくしなどの山菜や、

菜の花クレソンせりセロリなど

独特の風味を持つ香味野菜は、

肝を助ける「青」の食材の代表格です。

畑にも市場にも増えてくる青い食材を、

ぜひ探してみてくださいね。

ちなみに里芋も、芋類の中では珍しく解毒作用を持つおすすめ食材です。

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いかがでしたでしょうか

冬の間、しっかり養生できていたかなあ・・・

春の答え合わせ楽しみですね^^

皆様が元気で過ごされいますように

それでは 今日も素敵な1日をお過ごしくださいハート

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