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ちょこっと薬膳小話#5

こんにちは
omoや545スタッフmaiです
今日の五城のお天気は晴れ!でも雪が舞っています♪
最近
小春日和と思っていたら
冬に戻ったような寒さです><
みなさま おげんきですか?
さて、今日も
omoや545の 国際中医薬膳師、
航海士(ディレクター)仲田 早苗 の
「ちょこっと薬膳小話」
お送りします♪
今回は、少し遅れてしまいましたので、内容が先週(3/10)のお話になっています。
小話の中では、
季節の薬膳弁当のメニューについて説明させていただいています。
(毎週木曜 らんらん亭 様で購入いただけます。
 数日前にご予約いただければ店舗でもご用意いたします。)
家庭料理の参考にしてくだされば幸いです♡
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ちょこっと薬膳小話 ●

節分を過ぎたら、暦上ではもう春。

二月の寒さの中、あまり実感は湧かないかもしれませんが、

岡山市郊外の御津エリアにあるオモヤのガーデンに立つと、

やはり少し前よりも陽の光や暖かさを感じられるような気がします。

中医学的には、この春に移り変わる様子のことを

「陽気が上がる」

と言います。

字面からも楽しくウキウキした印象を受けますが、

気分だけではなく、

動物や植物など万物が活動的に変わっていく時期です。

ただその結果、有り難くない花粉や、

微生物である菌が体内に入ってきやすくなるということでもあります。

上半身のトラブルが起こりがちになり、

目の充血、めまい、咳かと思ったら、

鼻水、くしゃみ、次に頭痛といった症状が

コロコロと変化しやすいのも特徴です。

侵入する外敵、

また冬の間に溜め込んだ老廃物を排出するため、

血を通して解毒を司るのが「肝かん」です。

春に旬を迎える菜花、筍やふきのとうなどの山菜類、

セロリやしそなどの香味野菜、

生薬の陳皮(みかんの皮)に代表される柑橘類などは、

肝の解毒作用を助けてくれますので、

ぜひ春の旬野菜を食卓に取り入れて頂けたらと思います。

鮭やほうれん草など血を増やす食材、

ネギ類や酢の物など血を巡らせる食材も積極的に召し上がって頂きたいですね。

実は肝が活発に動きすぎると、

胃腸など消化器系を攻撃するという特性もあるので注意!

栄養を取り込もうとしても、

胃腸が弱っていては元も子もありません。

キャベツや大根など消化を助ける食材も大切です。

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いかがでしたでしょうか

私は、よしよし なんとなく食べてる食べてる!

な〜んて思いながら今日食べるものを考えています^^

冬はみかんが家にいつもあるので、皮も活用していこうと思います

お風呂に浮かべるのもいいかも♪

今日もお読みいただきありがとうございます

それでは、素敵な1日をお過ごしください♡

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